Introducing our 2025 Mid-Season Collection

今回のスウェットシャツとフーディの限定コレクションでは、長年コラボレーションを続けているLe Tings(ルティングス)と Julien Colombier(ジュリアン・コロンビエ)と制作したデザインを使用しています。

Interlock Sweatshirt

インターロック・スウェットシャツは、今年度の新製品です。100%自然栽培のコットンからなる生地の肌ざわりは、慣行栽培のコットンとは全く異なります。標準的なジャージー生地よりも少しゆとりがあるインターロック生地は、軽やかな着心地で、秋や春の穏やかな気候にぴったり。シンプルなボックス型のシルエットは日常使いにも最適です。

Julien Colombier / Interaction Multiple

1972年生まれのジュリアン・コロンビエは、フランスのパリを拠点とするアーティストです。彼は、黒い背景にパステル、チョーク、アクリルを使用するユニークな世界観の絵画で知られています。幾何学的なモチーフや植物を反復して組み合わせることによって生み出された、彼の緻密な絵画は、具象的でありながらグラフィックの様な抽象性を持ち併せています。

このシリーズのためにジュリアンが選んだのは、2023年に日本で開催された「Hopefunk」展で展示された、彼のお気に入りのアート作品です。色彩豊かな彼の代表的なスタイルで描かれた質感が伝わる格子状のデザインと浮遊感のある模様が特徴です。

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Le Tings / Green Market Pattern

デザインには、80年代初頭を彷彿とさせるデジタル時計風のフォントで、「Keep Ya Head Up」という言葉を配置しています。このフレーズはラッパーの Tupac の楽曲から引用したものです。文化とコットンスカーフを結びつけるユニークな方法として、頭や首に関連する言葉を使用しています。
[ハリスとルティングスについて]

The Inoue Brothers... / Logo Embroidery

ザ イノウエブラザーズの象徴である黒い拳のロゴは、2004年にソーシャルデザインスタジオを始めることを決めた直後に誕生しました。拳をモチーフにしたロゴは、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が率いたアメリカ公民権運動の革命的な思想に着想を得ています。幼少期のころ、家の近くの女性保護施設の外に掲げられていたフェミニズムのシンボルだったことも、大きな要因の一つです。

Hoodie

3層構造の糸で編み上げたフレンチテリー生地を使用したフーディは、生地が重厚で暖かさも格別です。秋冬の気候に最適で、シンプルなデザインは日常使いにもぴったりです。

Hoodie with Ghanaian Kente

ガーナが誇るケンテ生地の歴史は、17世紀にまでさかのぼり、今もガーナ各地で伝統的な織機を使って手織りされています。今回のLe Tingsとのコラボレーションには、ハリスによるセレクトのガーナ国旗の象徴的な三色──赤、金、緑──を使用しています。北ガーナ・タマレへの旅の最中には、今回のプロジェクトに使用したケンテ生地を織ってくれた素敵な工房を訪れることができました。

黒い拳のロゴは、革命や団結を象徴しており、人や社会正義より金銭的利益を優先する従来のビジネスモデルを変え、新たな価値観へ挑む僕たちの意思を体現しています。

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